■

誕生日前日、とうことで飯を食らいに出かけた。当日は仕事なんだって。テスト期間、とこれほど恨めしく思ったことは無い。特にこれといって変わったこともないし（あったらあったで困るが）変われる様子もない。私は私のままで。
望みは絶たれた。望み？そんな大層なものでもないか。針の穴ほどの小さい期待だった。今は、もう、ない。生きる希望、なんてそんな大きいことは言わないけども、今は何もしたくない。何も。そう、それは現実逃避に似たもの。だって現実逃避ですもの。明日（今日か）のテストの教科の教科書全部ロッカーに忘れてきた。勉強する気になれん。けど、寝れん。